2018年06月03日

第68回安田記念

第68回安田記念 6/3 芝1600


「スネにキズを持つ・・・」

これでは何だか後ろめたさがあって語弊がある。

あらためると、

「適距離・コースではない」

もしくは、

「本来ここ目標ではない」

この基準に照らすと、人気上位馬は幾つか「切れる」

別に4択の試験問題に挑むわけではないので、あえて「切る」こともない。

ただ、人気馬を「押さえ」にとどめ、本命馬に辿りつくには条件設定が必要。

まず、第一関門の適距離・コースだが、

人気を集めそうなスワーヴリチャードなどは好例。

これまで中距離路線で好走し、マイル挑戦は「初」となる。

もっとも、陣営にしてみればコース自体は得意としているだけに

出走に踏み切ったのだろう。

ただ、スワーヴリチャードはスローの瞬発力勝負タイプの馬であり、

基本的にマイルの展開にどこまで付き合えるかがポイントになってくる。

それに加えて、前走の大阪杯における「早め捲り」がどのように影響するのか。

これまでは直線でスパッと走り込めばよかったものを前走は早めに抜け出した格好。

馬にしてみれば「次はどこをどうやって走ればいいのさ!」となるわけ。

馬は記憶力のいい動物と言われるだけに、

もし、前走における「捲り」が記憶に残っているならば、

府中の直線を迎える前にロングスパートに出てしまうかもしれない。

もしくは、掛かってしまう恐れあり。

それに枠順も最内と極端な枠に決まってしまった。

必殺の「出遅れデムーロ」が炸裂したら、勝ち目はない。

とても全幅の信頼は置けないだろう。

同様にペルシアンナイトも心配だ。

昨年のマイルCS勝者であり、ここは有力株のはずだが、

マイルは久々の上、ここ2走が出遅れ。

能力的には勝ち負けの馬でありながら、

不安要素はスワーヴリチャード同様。

いずれも押さえまで。

では、もう一つのキーワードである「ここ目標」かどうか。

該当する馬はヴィクトリアマイル組。

つまりアエロリットにリスグラシュー。

それぞれ枠順的には好都合で、偶数枠もウエルカム。

アエロリットは逃げ馬に続く位置取りができるだろうし、

リスグラシューにしても牡馬に包まれる心配がない。

つまり、それぞれ得意とする競馬ができるはず。

問題はレース間隔。

前走がメイチだったことは明らかであり、中2週で上積みは見込めない。

斤量の恩恵があるわけでもなく、牡馬相手にどこまでか太刀打ちできるか疑問。

出走してきた理由にしても、前走での「取りこぼし」を拾いに来たような格好であり、

あまり重い印は打てない。

さてさて、

人気馬にそれぞれ「ケチ」をつけたところで本命馬の発表。

本命サトノアレス、対抗サングレーザー。

この2頭に夢を託す。

本命馬は毎回のように上がり最速を計測している上に

昨秋から府中のマイル路線で好走。

道中は内枠を活かしてロスなく進み、直線で上手いこと外に出してあげれば、

馬は「出番だな。さぁ、行くぞ!」となるはず。

今回は強敵相手になるものの、

いずれも「スネにキズを持つ」だけに付け入る隙は十分にある。

そして、サングレーザー。

こちらもマイル路線で好走し、ここ目標に歩んできたわけだから勝ち負けが期待できる。

それにダービージョッキーとなった鞍上も気分よく騎乗できることだろう。

枠順は外目だが、ユーイチさん的には気楽に位置取りできるかもしれない。

実際、先週のワグネリアンも外目だったことだし、

2週続けて、GT制覇があってもおかしくない。

本命馬との差はコース実績。

ワンターンのコースなので、あえて甲乙つける必要はないかもしれないが、

サングレーザーは右回りでの実績が目立つため対抗評価とした。

押さえ筆頭はリアルスティール。

海外帰りと、レースでどこまで我慢できるか見通しが付かないため押さえに留めたが、

大いに期待している1頭。

大穴はウインガニオン。

他にハナを奪う馬は見当たらず、昨年のロゴタイプさながらのレース運びを期待。

津村には思い切って逃げてもらいたい。


posted by ホースバックR at 04:54| Comment(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月26日

第85回日本ダービー 

第85回日本ダービー 5/27 芝2400


「いざ、頂点を目指せ!」

いよいよ明日はダービー。

3歳馬の頂点に立つ馬がここに決まる。

これまでの実績だけを見れば、

朝日杯のダノンプレミアム。

皐月賞のエポカドーロの2頭が候補。

ちなみにホープフルSのタイムフライヤーは皐月賞10着とあって参考外。

さて、まずはエポカドーロから。

先行した3頭は大きく2番手集団を離したものの、

直線で脚がなくなり、ペースを見誤った後方待機組は出番なし。

結果的に自分のリズムで進めたエポカドーロに勝利が転がり込んできた。

2歳チャンピオン不在だったこともあり、

悪く言えば「棚から牡丹餅」的な勝利だった印象が強い。

舞台が変わる上に前走不在だった強敵が出走してくるわけで

すんなり「2冠」とは行かないだろう。

・・・と、多くのファンが読んでいると思われる。

おまけに鞍上は前走に引き続きGTでは頼りにならないとあって、

人気は集まらない。

しかし、ここは意外と穴ではないか。

前走をあらためて振り返ると、

馬場状態やレース展開が全て上手くかみ合ったことによる勝利だが、

逃げ馬のペースに付きあわず、自分のペースでレースを進めた点はポイント。

これを明日のダービーに当てはめてみる。

ジェネラーレウーノやサンリヴァルがハナを主張する中、

エポカドーロは逃げ馬を見ながら、前走同様にマイペースで進めたいところ。

ここで問題はダノンプレミアムの出方。

最内に枠順が決まり、それこそ逃げ馬を見る形でロスなく進められるポジションをゲットできる。

ただし、これまでのマイル路線なら、強気に押し切るスタイルが通用したものの、

中距離のスローにおいてマイルにおける「勝ちパターン」のままで通用するか。

ここで前走の弥生賞においてスローでガマンした体験をどう活かすかがポイント。

前走で新たに身に付けた戦法を取るならば、先行で押し切ることはしないだろう。

何しろ今回は初距離となるわけだし、鞍上は落ち着かせて直線勝負に持ち込みたいところ。

そうなるとエポカドーロとしてみればダノンプレミアムを「見ながら」より

先行しての粘り込みで勝機を掴みたい。

もっとも、他の差し・追い込み勢もいるわけだからアタマはかなり難しいが、

馬券になる可能性はあるだろう。

おそらく人気を集めることはないだろうから、穴候補として押さえておきたい。

GT馬を穴候補とするのも何だけど。

一方のダノンプレミアムについて馬券はどうするか。

勝利を目指す上で、好位で我慢しての競馬をどこまで徹底できるかに尽きるわけだが、

前向きな性格が顔を覗かせると、早々に脱落しかねない。

何しろ、元々はマイルの早い流れを押し切る形で勝利してきた馬。

今回は一頓挫あった休み明けでもある。

ここは当日のテンションによって大きく変わってくる。

勝ち負けというより、勝つか凡退。

パドックは要注意ながら、予想の上では重い印は打てない。

そうなると本命はどうるすか。

本命はここを目標にしてきたブラストワンピースを指名。

既にコースも距離も「下見」済。

何しろ勝ち方が強い。

少々の不利を受けても、引きさがることなく強気に推し進める力を持っている。

これがこの馬の「強み」だと思う。

やれ持ちタイムがどうの、キレがどうのといった評価は必要ない。

明日も好位からグイグイ押し上げて栄冠を手にしてくれるだろう。

唯一の不安は前走からの大幅な馬体重増。

成長分なのか、絞れていないのか。

この点、調教師自ら「太いな」と漏らしているみたいだから、

やはり太目残りなのだろう。

当日、どの程度絞って来られるのか。

こちらもパドックは要チェック。

馬体重は気になるものの、本命に変更なし。

では対抗はどうするか。

ここはゴーフォザサミットを指名。

これまでダービー馬を輩出していない青葉賞組だが、

前走の競馬を踏襲してくれるなら、ここでも十分に通用するはず。

ただ、前走のように直線でウロウロ外に持ち出すことは勘弁だ。

ここは思い切ってインを突いてもらいたい。

鞍上にとっても悲願のダービー制覇が掛かっている。

腹を据えた騎乗で真っ先にゴールに飛び込む姿を期待している。

最後に単穴にはステルヴィオ。

先週のリリーノーブルではないが、これまで差し届かなかった「差」を

距離延長を味方にして上位に食い込んでもらいたい。



posted by ホースバックR at 18:00| Comment(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

第79回オークス 

第79回オークス 5/20 芝2400


「府中の風を切れ!」

先週、先々週のマイル戦線は馬場および出走メンバーから

「前が有利」と考えて逃げ・先行馬を本命視したものの、

見事に撃沈。

NHKはテトラが他の先行馬に早めに来られて直線半ばで終了。

先週は大野カワキタエンカが積極的に逃げることなく、

かつ、馬場が渋ったこともありアエロリットも無難な結果に。

やはり、前で勝負する馬は「思い切った」勝負に出ないとダメ。

例えばノリさんのように。

それでは本日のオークスはどうか。

まず、馬場状態に関しては良で迎えられそう。

そして展開面についてはスローの瞬発力勝負の見込み。

大半の出走馬が初距離となるため、折り合い重視で進めるため、

例年通りに「直線用意ドン」となるだろう。

つまり、展開面に関して言えば、2週続いたマイル戦よりも「分かりやすい」

そうなると、ある程度「堅い」決着になるのだろうと予測できる。

では、実際のところはどうなのか。

まず、人気を集めそうな馬として、距離実績があるサトノワルキューレ。

舞台は違えど、既に12Fを2度経験しており、前走は府中の10Fで激走。

特に前走はスローの前有利の中を最後方からのブッコ抜き。

まさに本番を見据えた試運転。

メンバーが手薄だとか、本番は相手強化でままならないだとか、

同馬については厳しい意見も飛び交うところ。

確かに桜花賞を含む重賞戦線でしのぎを削ってきたライバル達には見劣るものの、

前走を見る限り、軽視は禁物。

問題は体調面。

輸送で馬体が減ってしまうせいか、調教も軽めの模様。

いかに前走で好走していても、本場で馬体が維持できなければ意味がない。

本日はパドック次第といったところ。

その意味ではアーモンドアイも同様。

体質面を考慮してか、前走と前々走は3か月の期間を置いて使われてきた。

ところが、今回は桜花賞から1ヵ月での「期間短縮」での出走となる。

これが果たして「吉」と出るか?

まぁ、陣営にしてみれば当初から折り込み済だろうから余計なお世話だろうけど。

その他、マイルの早い展開で勝ってきた馬だけに

今回のスロー見込みとなる展開で持ち味が活きるか心配されるところだが、

元々、折り合い面で心配がないため距離延長に関しては問題ないだろうし、

むしろ、府中の直線ならば、いつまでも伸びていくような鬼脚は好都合。

それに加えて、枠的にも内に閉じ込められる心配もない。

中段から後方に陣取り、ゆっくりと回って来た上で

直線で外に出してあげれば前走のような豪脚を披露してくれることだろう。

後はシンザンと桜花賞同様にファンを「あっ」と言わせてくれるだけでいい。

2冠を達成し、かつてのブエナビスタのような名牝の道を歩んでもらいたい。

ともかく、この有力2頭で決着するかはパドック次第。

と言うか、馬体次第か。

体調面を脇に置くならば、本命アーモンドアイ、対抗サトノワルキューレ。

何とも堅い組み合わせだが、いずれも追い込み勢。

実際のところ、この2頭で決着する見込みは薄いだろう。

女王復権に燃えるラッキーライラックが割って入る余地は十分にある。

でも、まだ堅いな。

そうなると押さえ筆頭としては距離延長が追い風になりそうな馬。

ここはリリーノーブルを強く推したい。

枠順は最内とあって、ロスなく回ってこられる。

おそらくラッキーライラックをマークする形。

マイルでは後塵を拝したが、距離延長なら逆転の可能性は十分だ。

この点はマウレアも同様。

好意中段で脚を溜めて上手く馬群を割って来られればチャンスあり。

今回、残念ながらトーセンブレスが回避となったこともり、

結論としては、阪神JFからの上位馬にサトノワルキューレを含めた馬が有力となりそう。

やっぱり堅いか。


posted by ホースバックR at 05:17| Comment(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする